バスバーの試作加工|レーザー加工と専用治具で精度を確認

製品概要
自動車やモーターなどの電装部品に使用されるC1100-1/2H t1.0のバスバーを試作しました。
今回の製品は細長く、円弧を含む複雑な形状で、図面上の寸法精度も高く設定されていました。また、実際の構造をまだ組み付けたことがない段階での試作だったため、まずは製品形状を実際に製作し、組み付けや構造を確認したいというご相談でした。
製品に対しての課題
- 複雑形状の加工可否
- 加工後の歪み
- 高い寸法精度の確保
製作上のポイント
当初、形状や精度を考えるとワイヤー加工による対応も考えられました。しかし今回は少量の試作であり、ワイヤー加工ではコストや納期の面で負担が大きくなることが考えられました。
そこで、まずレーザー加工によるテスト加工を行い、切断後の製品精度や形状を確認しました。事前に加工結果を検証することで、レーザー加工でも要求に対応できることを確認し、コストと納期を抑えた試作につなげました。
また、円弧部分には仮想点を基準とした寸法指示があり、加工中に測れる簡易な測定器では確認が難しい箇所がありました。そこで、実際に組み合わせる相手側の部品を想定した簡易治具を事前に製作し、製品の形状や寸法を確認できるようにしました。
図面上の精度についても、お客様と必要な精度や確認方法を事前にすり合わせたうえで加工を進めました。
ダイマル鈑金の対応
今回のような試作では、最初から特定の加工方法に限定するのではなく、形状・数量・精度・納期・コストを総合的に考えて加工方法を検討することが重要です。
ダイマル鈑金では、事前のテスト加工によって加工方法を検証するとともに、必要に応じて測定方法や簡易治具についても検討します。
「図面はあるけれど、実際に加工できるか分からない」「少量なので専用金型を作るほどではない」「試作品を作って実際に組み付けてみたい」といった開発段階でのご相談にも対応しています。
まとめ
今回のバスバー試作では、レーザーによる事前のテスト加工で加工精度を確認し、さらに専用の簡易治具を用いて製品形状を確認できる環境を整えました。
加工方法だけでなく、どのように精度を確認するかまで事前に検討することで、試作段階での不安を減らし、コスト・納期にも配慮した製作につなげています。
バスバーや銅部品の試作、複雑な曲げ形状の加工など、「この形状は加工できるのか?」という段階からでも、まずはお気軽にご相談ください。
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